2017年09月15日

にゃんたの生活記録 その5

2009年6月28日のマットレスを立てた縁で一直線なにゃんた。
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にゃんた10歳。

事情により預けていたにゃんたのお骨を今日むかえにいってきました。
荒れ気味の天気が続くなか、にゃんたのさいごの2日間は快晴、霊園に送っていった日も快晴、迎えにいった今日も快晴。
にゃんたは晴れにゃんこだったのかな。外に出たことはほとんどないからわからないけど。

さらがうちに来る前、つまりにゃんたが一歳になる前は、ハーネスつけてお散歩できるかな?と試してみたこともありました。でもにゃんたは、うちに来てからすごい速さでお外のことは忘れたみたいで、お前さんたしかにこの間までこのへんうろうろしていたんじゃろ? レベルの近所でも、匍匐前進あるのみ。
抱っこして歩いてみれば、トラックの排気音が怖くて怖くてブルブル。
そんなわけでお散歩にゃんこになるのは早々諦めたので、お外の経験はほぼありません。車に乗って実家へ行ったりは2度ほどあったけど、あとは外出といえば、キャリーに入って病院くらい。
でも外にはいつも興味深々で、窓や玄関が開いたのをみつけると出たがってた。

前に住んでいた家で一度だけ、洗濯物ほしている間ににゃんたが外に出ちゃったことがありました。アパートの一階角部屋で目の前はブロック塀が角をまわってむこうまで。猫の多いところで、向かいのアパートの人も外猫を何匹もお世話していたり、隣のコーポの人もそうだったりしてました。
その時は、にゃんたがいない! と思ってすぐ窓から外に出た。焦って、にゃんた! と呼びながら建物の角とブロック塀の間を見ると、そこにいました。窓から3メートルも離れていないところにうずくまって、ブロック塀の上からボス猫ににらまれて動けなくなっていた。
にゃんたの好奇心はだいたい3メートルしか持たない。無事回収できて、ほっとした。

今の家はマンションで、ベランダは仕切りはあるけど仕切りの下にすきまがあって隣の家と繋がっているので、ベランダには出さないようにしていたけど、6月か7月くらいにスキをつかれて出ちゃったことがありました。そのときは一時間くらい気づかなくて、ふと窓の外をみたらにゃんたがいた。
エーー! と思って即保護。問題にならなかったのは(ペットOKの建物ではありますが)、うちから行けるベランダのお部屋は普段人がいないお部屋だったからなんだろうなあ。
でも、ベランダに鉢植えの棚を作ったのを見たせいかすごく出たいみたいなので、それなら出してあげようと思って格子で仕切りの隙間をふさいだ。それから時々ベランダもパトロールするようになりました。
具合が悪くなってからは、出たがることもなかったけど、天気のよかった土曜日に出してあげたら自ら立ってヨロヨロと歩き、隣との仕切りの手前までいってパタンと倒れ込んだ。そのときはまさか次の日には旅立ってしまうとは思わなかったけど、思いつきでも出してあげられてよかったなと思います。

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同日。伸び猫ちゃん撮影者に気付く。

■膵炎確定、止まらない嘔吐

9/1 さらの月例検査で病院へ。
さらの結果は前回BUN35 CREA3.3からBUN35、CREA3.0に。体重も3.8kgでほぼ増減なし。
改善する要素は特にないので甲状腺の心配をするところですが、さらはこのくらいの数値の上下はけっこうあって、春に詳しい検査をしたけど問題なかったし生活の上でも変化がとくにないので、維持できていると考えて輸液の頻度はそのまま。(2日おき3日目に250cc、ベナゼプリル毎晩)

そしてにゃんたの結果ですが、猫膵リパーゼが6.8mg/l(3.6以下正常)
ただし、SAAが1.9(正常値0-2.5)
まず膵炎は確定です。でもSAAが正常値ということは、今まさに急激になにかが起こっているという状態ではない。慢性とも言い切れないけど、とにかく急性期ではない。
蛋白分解酵素阻害剤と、アドナという血管を丈夫にする薬(血管壁を丈夫にして血管からの消化酵素の漏れを防ぎ、他の臓器へのダメージを防ぐ目的…と説明があったと思う)で、膵炎は前述のとおりこれといった治療法はなく自己治癒を待つしかないけど、これでとりあえず状態の変化は急激ではなくゆるやかになり、致命的なダメージが突然来ることは防げる。
それで十分です。

この時点で投薬は、
朝 ステロイド・胃薬(ガスモチン)・アドナ・阻害剤
昼 レンジアレン(他の薬と同時にすると薬を吸着してしまうので)
夜 ステロイド・胃薬(ガスモチン)・アドナ・阻害剤・ベナゼプリル
というラインナップでした。このアドナという薬が真っ黄色で、レンジアレンが黒いので、にゃんたは黄色い流動食→黒いの→黄色いの ととんでもない色のご飯をまいどチューブINされるはめに。
本猫まったく気にしていないと思いますが。
(前に飲んでたビタミン剤は、チューブ給餌になった時点で終了してます。ビタミン剤はまずいみたいで吐き出しちゃう子が多いって先生いってた。ステロイドはおいしいのか、みんな飲んでくれるそうですw)

9/1、朝2140g+200cc。
8:30頃、キドナ+カケシア9g。これを10時ごろ吐く。断続的に吐く。うんこの予感がする!
昼頃、やはりうんこ。軟便でゆるいペースト+ちょっと形。色はほぼ黒とこげ茶色、ときどき茶色、黒いのはレンジアレンの色なので問題なし。
そしてこのとき前回・前々回の教訓をもとにうんこ介助は華麗に成功。マッサージをはさみトータル一時間くらいかけて断続的に、膝に寝かせてペットシーツでキャッチ。最後は自分でしたかったらしくトイレへ行って軟便をOUT。ハアハアさせることもなく、負担はほぼなしにできたと思い、もううんこを恐れなくて済む!
流動食を食べていても、だいたい一週間でうんこしたくなるくらい溜まるらしいとわかったので、次も金曜あたりかな? と予想。

病院へ行って午後、8g+レンジアレン。
夜、9g+薬。ここまでは順調といえば順調、ただし夜の体重測定では秤の上でへたりこんでしまい測定できず、200cc輸液のみ。
これが予兆といえば予兆だったのか。

深夜0時、嘔吐。胃液? 夕食? 乳白色の黄色い液体。
そして自分で歩くが、伏せるか倒れるかのようにへたりこむ。

9/2 朝 2.0kg。この日もへたりこみ測れないので人間用の0.1kg単位の体重計で測定。+200cc。
朝、昼と8.5g、夜9.5g+薬。夜も体重測れず+200cc。
吐いた理由が、流動食を勢いよく入れすぎているのかなと思い超ゆっくりに。

※流動食は軟便をさけるため1倍程度のゆるさでしたが、このころ注入にはおもにジェントルフィーダという市販の、けっこう大きい(14ccまで目盛りがある)シリンジでした。
このシリンジは赤と緑がセットになっていて1000円程度。先端の形状が、赤は直線で二段式、緑は先細りになっていますが、鼻カテーテルのチップには緑は形状が合わず使えません。
この赤いシリンジが繰り返し使ってもヘタレないのでもっぱらこれを使用していました。でも、シリンジ自体が大きいので、片手でプッシャーを押し込むのは相当に力をこめないとだめ。
チューブ給餌のときは、シリンジの口をはめこむチップを左手でしっかり押さえないと、プッシャーを押した勢いで外れて悲惨なことになるのでシリンジはかならず片手押しになります。私は男性なみに手が大きいので、シリンジに目いっぱい入れても片手で押せるのですが、このことも多分あだになった。
ものすごく力を入れて押すので、おそらくカテーテルの先からはそうとうな圧力でごはんが出てしまっていたと思う。
なので、このフィーダを使うのをやめ、病院でもらったのと同じニプロの5oシリンジを大量に買ってどんどん使い捨てていく作戦に。5秒かけて目盛り一個ぶんくらいのゆっくりさで押すと、にゃんたは給餌されていること自体にも気づかないくらいですが、シリンジは一回に4本くらい使うし、洗って3回も使えばだめになるので、どんどん交換していくことになります。ただ負担はすごく減る。(にゃんた的にも、私の指力的にも)

ジェントルフィーダはよく考えられたいい商品です。ただ、にゃんたはもともとご飯を食べるのが得意じゃないので、ちょっと相性が悪かっただけ。シリンジ使い捨ての頻度を考えたら、これで済むなら済ませたほうが良いと思います。

時折口をくちゃくちゃさせてはいるものの、今日はこのまま吐かずに済むかな…と思った明け方。
4:00に多量、5:30に少量の嘔吐。色はとくに黄色すぎることもないのでアドナは吸収済なのか? じゃあ胃液? 胃が空っぽなの?

9/3 わからないまま翌朝。体重測れず、200cc輸液。給餌は、今まで朝は吐いたことがないので9.5gと薬を入れる。
これは膵炎からの判断で、膵炎は体に食べ物が入ると膵臓が働いてしまうので嘔吐やむかつきが出ることが多く、人間では医師の管理のもと長期の絶食を治療として行うことが多いそうです。
ただし猫の場合はその限りではなく、むしろ絶食は命に係わる別の悪影響を起こすことがあるので行わない、と先生。犬だと低脂肪食などをすすめることもあるが、にゃんたの場合は腎不全があり、主食がキドナなので問題ないだろうとのこと。自分でも調べて、カケシアの高カロリーは脂肪由来とわかったのでこの日くらいからカケシアは完全にやめ、キドナのみです。
この朝は、昨日夕飯が早く12時間ほど経っていて消化器は休まっていると思うので膵炎による悪心などはおそらく軽いだろうという判断でした。そのとおり大丈夫。

しかし14:30頃、9.5gとレンジアレンを直後にすべて吐く。
15:30頃、様子見でキドナ2.5g。OK。
17:00頃、投薬のためキドナ2.5gとアドナ、ベナゼプリル。
19:30、同じく投薬のためキドナ5g+ステロイド、阻害剤。体重は1980g。200cc輸液。
なんとなくおさまってこのまま行くかと思われたが、22:00、嘔吐。真っ黄色で多量。口をくちゃくちゃさせながらぐったりする。
大量に吐いたのと、夜に入れた輸液ももう消えていたので150cc輸液。

いくらなんでも吐きすぎです。食べても吐いて、輸液しても吐いて、そのたびに体力を失っていく。
ふらふらしてぐったりして、ただ体力を消耗していくだけじゃないか。
でも食べた直後に吐くことはあまりなく、数時間後…、ということは食べ物を受け付けないわけじゃない。
口をくちゃくちゃさせているのは気持ち悪いからなんだろう。この吐き気さえなんとかなれば…、吐くのさえ止めることができれば。
ネットで闘病記などを見て、吐き止めというものがあるのは知っていました。
明日の朝イチでもらえないか聞いてみることにする。

ところで前回ちょっと紹介したかぶりもの的なのは一応できました。
はぎれの厚手平リブニット使用。顎の下をロックミシンで縫い合わせて、耳のとこに穴あけただけ。
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マチコ巻き風味です。にゃんたはピンクが似合うなあ。
時々ずれたり脱げたりもありましたが、にゃんたが手をかけるようなことはなく、9/1には無事カラーを外してのびのび生活させてあげることができました。
最後の最後までカラーをつけなくて済むようにできたのは、今考えてもよかったことだと思います。

その6へ続く
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