2017年09月25日

にゃんたの生活記録 その7

2012年7月15日のおたんじょうびにゃんた。
20120715.jpg
14歳になりたて。

実は写真はあまり残ってないのですよね。にゃんたがいる日々はなんでもない日常だったから。
思い出そうとしても思い出せるような特別なエピソードがあまりないのと同じように、にゃんたがいて、さらがいて、それがこの19年間の日常でした。
あたりまえのことは記録しようと思わないし、当たりまえの日々はとりたてて覚えておこうと思わない。
そのことを惜しく思わないと言ったら嘘だけど、でも無くなったわけじゃない。

9/8

前日から、歩けるけど足元がだいぶおぼつかなくなってきて、それまで設置してた間に合わせのダンボールのトイレスロープでは角度が急で無理なのかな? という感じになってきたので急きょトイレスロープを作って設置。
100均で買った発泡スチロール?のボードが何枚かあったのでそれで。滑らないようにタイルカーペット的なものも貼った。

DSC_0835.JPG
トイレ4つは左から、にゃんたのうんこ用、さらのうんことにゃんたのしっこ用、手前の二つは奥から新兵器の子猫用トイレでにゃんたしっこ用、一番手前にかすかに見える青いのが子猫用でふだんはさらのしっこ用。
最終的にはこのへん全部ペットシーツが敷き詰められました。

朝7時ごろ、起きるとにゃんたの口元から胸元までがびしょ濡れ。口のまわりには泡が残っていて、吐いたのか、水に顔を突っ込んだのかわからない。でもとにかく広範囲に濡れていて、吐いたものは見当たらないけど吐いたのかな…と思い、吐き止めを飲ませる。

あとから考えるとこの判断は誤りで、吐いたのではなくよだれだったと思います。気持ち悪くて吐けなくて、ヨダレばっかり出る…という状態だったのかな。でももう、吐いてしまって体力を失ってぐったりするのが怖くて見誤りました。

濡れたところを拭いてさわると、にゃんた全体的に冷たい。体は手をあてるとじんわり温かいけど、耳や肉球や足先がひんやりしている。
体温ははかれないけど、昨日の35.8度より体温が下がっていることは間違いない。
吐いた(勘違い)ことを考えて、朝は0.5g程度のキドナで薬だけ飲ます。ガスモチンからステロイド、アドナ、リビリスター(阻害剤)。
体重は2210g。あまり減っていない。たくさん食べたしうんこ出てないから体重が減らないのかな。でも夜入れ多分は吸収されているので、+200cc。輸液の温度はちょっと高めの40度で入れた。

8:30、おしっこ間に合わない。にゃんたは主に写真でスロープ上りかけているトイレをおしっこに使っていて、スロープは登れていたのですが、トイレに上半身だけ突っ込んだらもう体全部入った気になったのかそこでしてしまった。
でもヤル気はあるので、トイレの位置を少し変えて登りやすいようにしてみた。
10:00、作戦が成功したのか、おしっこは自力でトイレでできた。でも、トイレに行ってポーズを取るけど出ないことがある。これはうんこ予告編のような気もする…
にゃんたとしては結果がどうであれOBであれ、トイレのために移動して用を足したという事実が重要みたいで、OBであってもしょげた様子はない。それならと念のためトイレ場所の周りにびっちりシーツを敷き詰める。

この日は金曜日で、私は自分の部屋で仕事があり、にゃんたがいつも過ごす部屋は隣、トイレのある部屋はさらに隣でちょっと遠い。にゃんたはベッドやソファに乗りたがるけど、降りるのがだいぶ下手になっているのにクッション階段をつかわず降りられるつもりで降りてしまうので、でも着地が下手になっているので「どたっ」と音がする。
この、「どた」という音(体重が軽いのでかすかなものですが)や、何か小さい不審な音がすると飛んで行く…という一日でした。おしっこOBすると体が濡れてしまうので、すぐ乾かしてあげるためにも過敏すぎるくらいでよかった。
残っている作業表の作業時間がものすごい細切れで、忙しくない時期で本当によかったと思いました。それもあり、金曜はきっとうんこの日だという予想もあり、この日はすごく細かく記録が残っている。

10:30、シートの上でおしっこ。トイレの所のシートまで歩いていって、子猫用トイレに入ったつもりで手前に座ってシャー。
11:30、トイレで力んでいる様子。吐きはしないが口から泡をちょっと出す。うんこかな…お腹をマッサージして、にゃんたのうんこはだいたい出始めが硬いので、出やすくするためにオリーブオイルを少し飲ませる。チューブに油を通すと後が大変かなと思ったので、シリンジで。すごく嫌がる。
12時、おしっこ。
13時、キドナ5g+レンジアレン。
とても気持ちが悪そうで、すごくゆっくり(5秒かけてシリンジの小さい目盛り一つ分押すくらい)入れたのに、口をくちゃくちゃしながら泡のまじったヨダレを垂らす。
ここで、もしかして朝のも大量のヨダレだったのでは? と思い至る。右手と胸まで濡れていたけど、固形物の形跡はなかったし…すると、吐き止めを飲ませたのは失敗だったのかも。時間が早かったので、切れるのも早いだろうから、もし吐いても明日は吐き止めお休みしようと心に決める。

にゃんたはお風呂をすごく怖がる子ですが、度重なるおしっこOBや吐いたりなどで手足やオシリが汚れてしまうことがあり、たいていは「ペット用きえ〜る」で拭いていたのですが、あまりにひどいと洗面所で直接汚れたところだけ洗ってしまうこともありました。もう洗剤とか使わないで水洗いだけですが、少し嫌がるくらいでもう抵抗もあまりしなかったです。
鼻水とかヨダレはあったけど、最後までふわふわのニャンゴラヘアーで過ごしました。

15時 何度かおしっこをする。
気持ち悪そうだし元気がないし、ホットパックを当てて保温していてもいつもよりは逃げずに温まっているけどやっぱり逃げちゃうので、私はにゃんたには今日は以前のように膝猫になってほしかった。仕事ももう少しで終わるので、その間だけでも。
するとにゃんたはしばらくは膝猫していてくれて、私の椅子の肘かけを枕に膝でだらんと伸びて、降りたそうにするときはたいていおしっこなので、トイレの部屋まで連れていって、トイレを選ぶところからはにゃんたの自力で…という感じの午後でした。
でも、しばらくすると膝をいやがって降りてしまい、足元の床でペッタリ。ホットパックも嫌がるので、隣の部屋のソファで寝ていたさらに頼んでにゃんたをしばらく預かってもらう(実際さらが寝ていたクッションのすきまににゃんたを詰め込んだ)
大抵さらはこういうとき逃げちゃうのですが、前回にゃんたが冷え切ってたときもそうだったけど今回も預かってくれた。
一度にゃんたが脱出して、トイレ行こうとしたのかソファの下におちたのは発見してお世話。またさらに預けて仕事の最後を片付けていたら、しばらくしてさらが「ニャア」って呼びに来た。
見に行くと、にゃんたがまた降りて、トイレのある部屋に向かう途中でふらふらしながら止まっている。こういうのも今日よくある。体を支えながら歩いてもらって用を足して、ふたたび膝猫に。

夕方早い時間に仕事が終わったので、膝猫解放してにゃんたには好きなところにいてもらうことにした。体温は、不思議なことに触感ですが上がったりまた下がったりで、さわるとふわっと温かいときもあれば心配になるほどひんやりしていることもある。

19時、キドナ6g+薬。量を減らしているのは気持ち悪そうなのが気になったのと、昨日からお腹がちゃぽちゃぽ言っているのと体重の増え方がおかしいのとで、もしかして胃腸が動いてない? と思ったから。
でも、絶食させていいことは猫にはあまりないじゃないかと思うし…で、日和って少量給餌。
だいぶ気持ち悪そうだな…と思っていると、輸液の準備をしている最中の15分後、すごく頑張ってすべて吐いた。かなり大量。この吐き方がほんとに苦しそうで、自分が酔い止め飲んで乗り物酔いしたときを髣髴とさせて、朝吐き止めを飲ませたのはやぱり失敗だったんだと思いました。
でもにゃんたが頑張って、吐き止めに負けずに吐いた。これはよかったことだと思ってます。にゃんたすごいなあ。
吐いたあとはぐったりしているけどヨダレもあまり出ず、落ち着いた様子。

体重は吐く前は2240g、吐いた後は2050g。200ccくらい吐いた計算になります。そしておなかのチャプチャプ音もしなくなった。昨日から胃腸が動いてなくて、給餌したもの全部お腹にたまってたのかな。
輸液は200cc。

このころは私もさすがにもう長くないと気づいていて、考えることは、いつまで輸液をしたらいいか? いつまでご飯を続けたらいいか? 量をどうしたらいいのか? ということでした。
でもにゃんたは、相変わらず水が飲めない。水場に行って飲みたそうにするけど飲めない。輸液していれば、のどの渇きは感じないそうなので、量をへらしてでも、おしっこがたくさん出ている間は輸液は続けようと思っていました。
食べるほうについては、消化が追いついていないのは、うんこたまっているせいなのかな?ってちょっと思っていました。一週間分だからね…結局この日は出なくて、なので小量給餌にしていたのですが、うんこ出てみて状態が悪かったり、量がとても少なかったりしたら先生に相談しようかなって思っていた。
ここでにゃんたの命がつきるまでの自分のスタンスをはっきり決めたと思う。

おしっこ出ている間は、輸液する。
食べてすぐ吐く=食べられない なので、食べてすぐ吐くのでなければ給餌もする。

よろよろでも、失敗しても、たどりつけなくても、にゃんたが自分でトイレに行こうとする姿は、生きようとしている姿に見えたので。

人間のベッドがにゃんたのトイレ部屋にあるので、この日からにゃんたには人間のベッドで一緒に寝てもらう。ベッドにもつめとぎを利用したすスロープを設置して、にゃんたに手を触れながら寝たので、にゃんたが動こうとすればだいたいわかる。
この夜は一晩中頻尿で、夜中に何度も何度もトイレに行き、スロープ使えばいいのに「こんなもの必要ないニャ」と強気の降りを見せてはズルっと失敗して手助け…みたいなことを繰り返していました。
でもさすがに私も寝入ってしまい、翌朝起きるとベッドにおねしょが。でも大丈夫。おねしょシーツしいてあるもんね。
にゃんたは厚手の麻のシーツが気に入ったみたいなので、そのシーツの下におねしょシーツをしいてある。濡れてもさらっとです。おかげでにゃんた自体は濡れたまま朝まで、ということにはならず(にゃんたも自分で移動したのでしょうが)ほっとしました。いくらしてもいいよ。だって洗えばいいんだよ。

DSC_0303.JPG
2015年5月13日のにゃんた、16歳。

その8へ続く。次でたぶん最後です。さすがに書くのつらいだろうな。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。