2017年10月09日

にゃんたの生活記録 その8・最終

動画です。2016年10月28日のにゃんた18歳・輸液中。

まだ数値がそれほど悪くないころは輸液いやがっていたけど、効果が明らかになるころにはもう押さえたりしなくても動かず、リラックスして寝ちゃったりしてた。

にゃんたが行ってしまってあしたで一カ月になります。
まだ一カ月しか経ってないなんて嘘みたいです。にゃんたがいたころのことが何年も前のことのように思える。
家の中のあちこちから、ときどきにゃんたのカケラが出てきて、そのたびに少しずつ思い出す。
夜は扉を閉めてる私の部屋の入り口に猫おもちゃがぶら下げてあって、にゃんたは朝私が部屋を解放すると、そのおもちゃをちょっといじって鈴の音をさせるのが日課だったとか。
さらの顔の毛づくろいをよくしていたけど、ヒゲが邪魔みたいで、気がつくとさらのヒゲをがじがじやって全部噛みきっちゃってたとか。おかげでさらはうちに来た3カ月くらいのころからまともにヒゲが伸びたことがなく、ずっと1cmくらいのヒゲなし猫として暮らしてた。
にゃんたがさらの毛づくろいをしてる最後の動画の日付は今年の4月6日。
にゃんたにヒゲを噛み切られなくなって、さらのヒゲは猫らしくのびましたが、それでもせいぜい5cm。これ以上伸びないみたいです。ヒゲ5cmにゃんことして、さらは今後も生きていく。

デジタルフォトフレーム買いました。にゃんたとさらと、昔保護して里親さんが見つかるまでのほんの少しの間うちにいた「ごま」ってパンダ子猫の写真を入れて無限ループです。
寂しさが少しまぎれる。
でも、ソファに寝転がってお腹をぽんぽんたたいてもにゃんたはもう飛び乗ってこない。
まだまだたくさんいろんなことを思い出すんでしょうね。

9/9

前日の夜から一晩中トイレに通いかなりの頻尿。
6:30、前日の夜に吐いたのが気になっていたので100cc輸液。
ヨロヨロもひどく、高い所(人間ベッドやソファなので30cmくらい)のところから降りようとしてドタンと落ちたり。それから水が飲みたいのか、水場へ行って何度もそこでうずくまったり、水に顎を浸していたり、でも促しても飲みはしないし、シリンジで口に入れるのも嫌がる。
ヨダレたくさん出るので、顎の下にミニタオル敷いてました。

起きてリビングにいた夫のとこにつれていくと、ゴロゴロ言って御機嫌のようす。
「なんか子猫みたいに目がきらきらしてるよ」言われて見ると、この日はとても天気がよく秋晴れで明るいのに、暗いとこにいるみたいに瞳孔がひらいてきらきらしている。
見えないのかな?と思ったけど、見えてはいるみたい。反応こそ見せないけどにゃんたは最後まで目も耳もしっかりしていたと思います。
にゃんたは子猫のころからとにかく夫が大好きで、もう残り時間も少ないだろうと思ったので、なにかあったら呼んで〜と言って午前中はほぼ預けてました。

あとで知ったんですが、こういう日があるみたいで、どこかのブログで「病気と仲良しの日」と呼んでいるのを見たと思う。この日と翌日にゃんたはほんとに穏やかで、手足にときどき硬直が出たりして曲げられなくなったりはしてたけど、常時だいたい半目を開けて、目を閉じて眠ることができない様子だったのが、目を閉じてぐっすり寝たり、ここしばらく聞かなかったのどをゴロゴロ鳴らしたりしてすごく御機嫌で調子がよさそうだった。
夫がずっと近くにいるので嬉しいんだろうなと思った。ちょっと撫でるとゴロゴロ、そばを離れて戻ってくるとゴロゴロ、話しかけるとゴロゴロ…みたいな感じで、一日中ほんとに御機嫌で、うれしかったなあ。

朝、薬+キドナ5g。セレニア(吐き止め)はもう飲ませないことにしたけど、吐かない、口をくちゃくちゃするのもたまにになった。
11時ごろ体重をはかる。2150g。昨晩吐いて2040gに100cc輸液したので、ごはんと水分も含めるとそれが丸々+になったくらいか。150cc輸液。

天気がとてもいいです。にゃんたも調子が良さそうだし、もしかしてしばらくできてなかったベランダパトロールができるかな。

できた。

お昼、まだヨロヨロだけど歩けるので、トイレへ。出ないのだけど吐きもしない、力む力がないのかな。
トイレで座りこんじゃうにゃんたを出してあぐらの上に横にしてお腹をマッサージしながら見ると、肛門がちょっと開いてうんこの頭が見えてる。でもそのままひっこんでいきそう…慌てて背中側から、先生にうんこはこのへん通って出てくるよって前に教えてもらったあたりをさぐると、うんこある!
にゃんたの力みに合わせてアシストしたらうんこ出せないかな? と思って、タイミングと力を加減しながら、硬い塊をビー玉くらいに崩して押し出してやると、ついにうんこが出た!
にゃんたはあぐらの上に敷いたペットシーツに横になったまま。ぜんぜん力を使わせずにうんこさせてあげられた。最初の硬い部分だけ出してしまうとあとは自分でちょっとずつ、少し時間かかったけど出ました。ちょっと柔らか目ではあるけど軟便までいかない。
ということは、消化機能はちゃんと働いているのかな。
うんこ出たので、ごはん7g+レンジアレン。

この週末はにゃんたとずっと一緒にいようと決めていたので、午後は寝室(=猫トイレ部屋)で、にゃんたが寝てるすぐ横で私は本読んだり見逃してたラグビーの録画を消化したり手仕事したりしてました。話しかけるとゴロゴロ、撫でるとゴロゴロ、夫が顔を出すといっそう嬉しそうにゴロゴロ…
箱座りはもうだいぶ前からできなくなっていて、箱座りっぽいけどもっと縦に伸びた長くペタっと平たい感じの座りをしてて、でも今朝くらいからそれもできなくて、大抵横倒しになっている。でも昔から上半身がすこし高くなるような段差が好きなので(たたんだ新聞くらいの厚みも段差と認識してるのか箱座りの手をのっけて御機嫌にする)チューブ猫的にも上半身は高くしておいたほうが逆流を防げるので、枕などによっかからせたりタオルを畳んで胸の下に入れたりしてました。

18時頃、2190g。おしっこ出ているので、+200cc輸液。ごはんは7g+薬。吐かない。
この日のメモにはとにかく「吐かない」っていっぱい書いてある。
輸液後もベッドからしょっちゅう降りてしょっちゅうトイレに行くか、水飲み場で水に顔を突っ込んでいるか…でも、手足のところどころ硬直があるのでどこでコテッと横倒しになるかわからないので、ずっとそばについてました。
この日は夜、ブエルタ・ア・エスパーニャ(自転車レース)の最終ステージの一つ前、アングリル峠を走る長時間の中継があったので、にゃんたと一緒にそれを見ながらお世話しながら寝ました。
20:30頃、トイレへ歩いていったのが最後。22時ごろからはもう立てなくなり、おしっこも寝たままペットシーツの上にするようになった。レースが終わった夜中に私も寝落ちしてしまいました。

最後の日 9/10

起きると寝てる間におしっこけっこうしていてシーツは洗濯へ。
おしっこしたあと、自分で移動したらしく、池は2.3か所あったけどにゃんたはずれたところにいたので濡れてなかった。
朝からとても穏やかな様子。天気もよく、リビングの窓際で日向ぼっこ。この日向ぼっこもずいぶん久しぶりのような気がします。
お気に入りのクッションの上にペットシーツを置いてそこへ寝てもらってたのだけど、日に当たりながら寝る様子がほんとに穏やかそうで、この週末を越えてまだ数日はいけるのかなって思いました。
手足はあったかかったりひんやりしてたり。
体重は2180g。おしっこ出てるので、+200cc輸液。ごはんは薬+5g。

ヨダレもほとんどでなくなり、あれだけすごかった鼻水も昨日くらいからおさまりはじめ、今日は鼻水ほぼなし。午前中はずっと日向で眠っていました。
眠ってるのが嬉しくて、動画とった。

静かだけど、息している。

12時ごろおしっこを寝たまま。
おしっこの時は、尻尾と後ろ足をぱた…ぱた…と動かすのでわかりやすい。このあとごはん+レンジアレンを7g。
この日も起きているときは、ことあるごとにゴロゴロ言ってすごく御機嫌そう。触ったりするとビク!ってしたけど、肉球をさわると指をきゅーっと強く握ってくれたりして、にゃんたが一生懸命私たちに愛情を伝えようとしているんだなあと思った。
にゃんたはこのときもう、自分に時間がほとんどないことを知っていたんだと思う。

私はといえば、ここ数日まともに寝られておらず、睡眠はこまぎれ、食事は食べればインスタント、外出もせず病院と最低限の買い物だけ、この4日は家のドアから外に出てもいないという状態で、朝ゴミを出しに行ったとき、ああこのままではよくないなと思いました。
にゃんたの調子がよさそうだし、あとで2時間くらい出かけようかな。ご飯食べに行くだけでもいい。にゃんたは介護猫になってもどれだけ弱っても、お世話するのはまったく苦でないしむしろただただかわいいばかりで、でも閉じこもりきりだし、とにかく気分転換したほうがいいんだろうなと。

ごはんを食べて、にゃんたがちょっと起きたので、今日は調子よさそうだしもしかして身体を起こせるかな?と思って、クッション(動画に移ってる縞々の四角いクッションです)を並べて段差も作り、にゃんたを起こして縦長箱座りさせてみる。箱座りというか、うつぶせにして手足を身体の下に畳むだけ。きのうはこれももうできなくて、支える手を離すと横にこてっと倒れてしまってた。
でも今日は手を離してもコテってならない。体をまっすぐ保ててる。
「にゃんた大丈夫?」
「私たちちょっとだけ出かけてもいい? 二時間くらいで帰ってくるよ」
しばらく様子を見てたけど、姿勢を保てているので、夫と二人で出掛けることに。

リビングのにゃんたがいる窓際から、玄関まで、途中の扉さえあけておけば遮るものはない。
窓際の日射しの中のにゃんたを、玄関のほうへ顔を向けてセットして、「行ってくるね〜」二人で近所へ外出。
何を食べたかは覚えてない。ただ、タルト買って帰ったのだけ覚えている。
散歩して一時間半くらいで帰って、にゃんたただいま〜っと玄関を開けたら、にゃんたはあったかい日射しの中、出ていったときのままの姿、穏やかな顔でこちらを見ていました。おかえりって言ってるみたいな顔忘れることはないと思います。
にゃんたはこのあと数時間で旅立ってしまったけど、この外出を後悔してもいないです。

朝輸液してから一度しかおしっこしてないので、今日の夜輸液するかどうか、それからご飯のこととか、私は少し悩んでいて、今日は担当医がいる日だし、あとで病院行こうと思ってました。問題はにゃんたを連れていくかどうか。
おしっこ出ているのに、体重が少しずつ増えているのが気になる。あと、輸液の量と辞め時、ごはんの量と辞め時。瞳孔が開いていること。
そんなことを考えながら出かけて、帰ってきてから夕方までに、にゃんたは寝たままですが4回おしっこをした。ペットシーツがすぐ吸収するので濡れることはほとんどないんですが、それでも拭いたりペットシーツを交換するとき、動かすとにゃんたが手足をつっぱってあごを引いてしばし硬直することがあって気になった。

18時ごろ、足をぱたぱたしているので見るとまた、肛門がうんこ出そうな動き。アシストして2個ほど出したけど、力んだのか目をむいてぴくぴくしている(すぐおさまった)
このこともあり、この硬直みたいなのが気になるし、おそらくここで病院に行ったら、先生は生きているにゃんたに会うのこれで最後になると思いました。にゃんたも先生が好きだし、「先生に会いに行こうね」ってキャリーを準備。いつもの背に負うタイプじゃなく、以前二匹同時に連れていくとき使ってた底が円ででっかいキャリーです。寝転がったままでも余裕。
ペットシーツを敷いて、にゃんたを入れて、「きみ来る?」と夫に聞いたら、夫はお腹の調子が少し悪いので行かないと言った。動物病院は気兼ねなく入れるトイレはないのでじゃあ仕方ないね。
私もしたくをするのと、病状メモを取りににゃんた入りキャリーをリビングに置いて自分の部屋へ。このキャリーはフタが外せて円形ベッドになるんですが、にゃんたが出かけるぎりぎりまで夫を見ていたいだろうなと思ったので、まだフタはしていませんでした。

支度して戻ると、夫が「にゃんたおしっこみたいだよ」と言うので見ると、キャリーの中で寝たまま足をぱた…ぱた…ってしている。あっ、と思ってお尻を見ると、おしっこじゃなくてうんこの気配。
さっきしたのにな?と思いつつ、キャリーから出してあぐらの上でうんこ介助。
18:20頃、にゃんた力む様子をみせてうんこ1個。ほどなくまた1個…の途中で、おしっこも勢いよくジャーっと出る。
うんこが出終わって、おしっこは一回出てもまだ止まらない。夫にペットシーツの替えを取りに行ってもらい、おかしいなと思っているとえづき始めた。吐く!
脇の下とおなかを支えて縦にし、吐きやすいように汚れないようにすると大量にビシャーっと吐いた。レンジアレンの色をした流動食は多分昼ご飯。おしっこは断続的に出ていて、吐きながらびくびくするので、ペットシーツを敷いた前にいる夫ににゃんたを預ける。
吐いたものを始末している間に痙攣がはじまり、手足と首にすごい力が入って反ったのでシーツに寝かせる。
痙攣がはじまったときへたに触ると、猫が舌を噛んでしまったりけがをしたりして危ないときいたので、触ろうとした夫を舌かんじゃうから痙攣してるとき触っちゃだめ! と止めました。
「息してる!?」ときくと、夫はにゃんたをじっと見ていて「息してる」
痙攣はいちど波が去って、一回とまったおしっこがまたじわっとペットシーツに染みはじめ、また痙攣がおこる。首をつよくのけぞり手足をばたつかせる。
私はここでやっと、いま最後の時がきているんだって気がついた。
「にゃんた!?嘘でしょまだ行かないで!」
目をむいて口を大きくあけ、舌を突き出して首をそらして、一度息もとまりかけたにゃんたの耳元で叫んだ。そんな形相でもにゃんたはかわいくて、まだ伝えたいことがあった。
にゃんたはまた大きく息をして、すぐ二度目の痙攣がきた。
もうほうっておけないし、夫に「体撫でていいよ」というと、夫は撫でました。抱っこしてあげたかったと思うけど、痙攣がきつくてできなかった。目を見開いて首をまた強くのけぞって、心臓のあたりに手をあてると心音がしない。
耳は最後まで聞こえているって誰かが言ってた。
「にゃんた大好きだよ、にゃんた戻ってきて!」と耳に吹き込むと、心音が少し復活した。でも呼吸がない。
にゃんたは、呼んだらまた戻ってきてくれるだろう。でもそれはにゃんたが苦しい時間を長くするだけだと思った。
「ありがとうね」にゃんたは目を見開いたまま硬直して、呼吸がなく、横になった胸に耳を付けると心音ガトクトク聞こえた。「心臓まだ動いてる…でも息してない」と、つぶやく間に心臓がトッ。と鳴って、それからもう二度とならなかった。
「心臓止まっちゃったよ…」
顔をあげてにゃんたの顔を見ると、目の光が消えていくところだった。光があったにゃんたの目がガラス玉みたいになって、ささえていた首からいっぱいに入ってた力が抜けて、体がすごく軽くなった。
痙攣がはじまってから、時間にしたら1〜2分のことだったと思います。
うわーーって叫んで、呼んで、時計を見た。
2017年9月10日、18時27分。にゃんたは19歳と1か月で旅立ちました。

***

そのあと病院に電話して、にゃんたを連れていき、先生にさいごのようすを話しました。

「老衰ですね」

そうか。老衰だったのか。
それじゃあにゃんたは最後の最後まで命を使い切ったんだ。
病気はいろいろあったけど、追いつかれる前に命が尽きたんだ。

食べなくなって、飲めなくなって、でも文句ひとついわず、お世話させてくれた。
私の気が済むまで。もう出来ることが何一つなくなるまで尽くさせてくれた。
この一カ月はにゃんたが私たちにくれた愛情そのものだったんだ。
にゃんたは私たちを愛してくれていたんだなあ…
昨日から今日のあのゴロゴロ、私や夫を見つめて暇さえあればゴロゴロ。渇いてはいなかっただろうけど、食べ物も飲み物も喉を通らなくなって喉はひからびて、声はもうとっくに出なかったんだろう。断末魔もなかった。
にゃんたは言葉がわかる子だったから、病院に行くのわかっただろう。夫がついてこないと知って、行ったらもう会えないと思ったから、そうだ、うんこしよう!って思ったのかな。
うんこしたら何かが決壊しちゃって、そのまま限界が来ちゃった。そんな感じに思えました。
週末のさいごの夕方。私と夫がそろっていて、担当の先生もいて、病院も閉院までまだ時間がある。そんなこれ以上なくものごとが進む日ににゃんたは旅立った。
なんて飼い主孝行な子なんだろう。
ペットを飼ったのはにゃんたがはじめて。看取ったのもはじめて。なにもかもはじめて。
命のおわりの初心者な私たちに、にゃんたはすべてを教えていってくれた。
にゃんたを失ったらペットロスになるだろうと思っていたけど、あまりにも全てを尽くさせてくれたおかげで、後悔はなにも無い。ただ悲しくて寂しいだけで、ああしてあげればよかった、もっとこうすればよかったという思いは無い。
100%を尽くさせてくれた。にゃんたは私以上に私のことをわかっていてくれて、私を愛してくれていたんだなと思います。

夫は私ほど一緒にいなかったので、もっとああしてあげれば、こうしてあげれば、一緒にいてあげればよかったってやはり言います。それはそうだ。仕方がないと思う。
私は自分が幸運だったこともわかっている。

あくる日もとてもよく晴れて、にゃんたが行っちゃったのに青空なんだなと思いながら、歩いて行ける霊園ににゃんたの火葬をお願いしにいきました。
昨日もおとといも、その日もほんとにきれいな青空の日だった。
にゃんたが行っちゃったのに、こんなにきれいで高い青空か。
でもそうでなかったら、余計に悲しい。ほんとうに飼い主思いの子でした。


にゃんたの生活記録はこれでおわりです。
今、横で、にゃんたも使ってた猫ベッドで、さらが平和に寝ているけど、この子ももう18歳。いつなにがあるかわからないし、そう遠くもない日にお別れがくるでしょう。
性格が違うから、きっとさらには、にゃんたにしたような全てはできないと思う。
さらはすごくおしゃべりな子でたくさん話しかけてくるけど、さらの言いたいことは18年一緒にいても、よくわからなかったりもする。
でも、さらはきっとにゃんたに何か言い聞かされたんだろうな。
日曜ににゃんたが旅立ち、月曜に送って火曜日まで、さらは(いつもはそんなことしないのに)ずっと家の中で私を追いかけて、心配しているみたいにぴったりそばにいた。
にゃんたとさらは、仲良くもなく悪くもなく、お互い都合のいいときだけ一緒にいる関係で、でもいなくなったら寂しがるのかな? と思ったけど、いつもとほとんど変わらない。ただ私を追いかけて、目が合うとニャアと鳴いて目の届くとこにいる。

水曜日、ふしぎなことに朝起きたら、にゃんたが旅立ってからずっとあった家の中がからっぽな感じがしなくなっていた。そしてふしぎと寂しくない。さらもこの二日間みたいに寄ってこず、通常営業で私を半分無視してる。
なんでかな、と思っていると、10時ごろにゃんたの火葬が終わったと霊園から電話があった。
(火葬までにゃんたを家にとどめなかったことについては賛否あるでしょうが、私の意志でした)
じゃあにゃんたは、いままで道に迷って帰ってこられなかったんだな。と思いました。でも帰ってきたから、家の中がからっぽな感じがしないし、ふしぎと寂しくない。
その感じはいまも続いているから、にゃんたはいまも私たちと一緒にいるんだと思います。

***
DSC_0854.JPG
最後の日、午前10時27分のにゃんた。
平和そうに寝ている。
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